I think so./I feel so.

漫画や映画など読んだもの・見たもの・聞いたもの・使ってみたものや普段の生活に関する感想文です。内容は一個人である私の思いつきに過ぎません。

別冊マガジン2014年6月号『惡の華/押見修造』第57話の感想

最終回に描かれたのは

惡の華』もついに今回が最終回。夢の中で未来を見た春日くんは、突き動かされるように白紙のノートに向かった前回から、今回は描かれたのは。。。
前回のおさらいはこちら。

別冊マガジン2014年5月号『惡の華/押見修造』第56話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

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ビッグガンガン2014年vol.05『ハイスコアガール/押切蓮介』第38話の感想

コトが起きなければ変わらない

妹思いの姉・真の尽力(?)で、ハルオと大野は直接は会えないまでも、徐々につながりを深めていく。しかしあちらを立てればこちらが立たずで、不器用で一途すぎるハルオに対し、かまってもらえないことで「爆弾」を燻らせている女が一人…というのが前回。そして今回、その爆弾とは別の「沈黙する爆弾」の導火線に火をつけようとする女が大野家内部に!
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ビッグガンガン2014年vol.04『ハイスコアガール/押切蓮介』第37話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

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別冊マガジン2014年5月号『惡の華/押見修造』第56話の感想

夢の衝動ふたたび

前回、砂浜での3WAY戦から時は流れて大学生になった春日くん。ボードレールの授業を受けたりバイトに精を出したり。常磐さんと変わらず付き合っていたり。そんな春日くんの部屋に、何も書き込まれていないノートがあって。。。
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別冊マガジン2014年4月号『惡の華/押見修造』第55話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

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ビッグガンガン2014年vol.04『ハイスコアガール/押切蓮介』第37話の感想

爆弾だらけの女心

妹・晶のためにひと肌脱ぎたい姉・真。ハルオはその姉に振り回され始める。
しかしハルオに構いたい女は真だけではないのであった。。。
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ビッグガンガン2014年vol.03『ハイスコアガール/押切蓮介』第36話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

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別冊マガジン2014年4月号『惡の華/押見修造』第55話の感想

時は動き出す

銚子の砂浜での暴力的なじゃれあいを経て、春日くんと仲村さんは夏祭りの日にバラバラになったお互いの心を理解し、常磐さんは二人の関係の中に溶け込む。ありがとう、という感謝の言葉の後…
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別冊マガジン2014年3月号『惡の華/押見修造』第54話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

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『惡の華/押見修造』仲村さんはなぜ春日くんを突き飛ばしたのか?

惡の華』最大の謎…仲村さんはなぜ春日くんを突き飛ばしたのか?

この理由が知りたくて春日くんは常磐さんと答え合わせの旅に出て仲村さんと対峙し砂浜でまさかのじゃれあいが行われたというのが、2日後に最新話掲載の別冊マガジン発売を控えた2014年3月7日現在の状況です。
このブログでも、なぜ仲村さんは春日くんを夏祭りの櫓の上で突き飛ばしたのかについていろいろ考えを書き連ねました。
『惡の華/押見修造』中学生編の仲村さんについて - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜
このエントリで書いた「突き飛ばされた理由」はこんな感じです。

  • 巨大な惡の華を見てしまうほど自殺に酔いしれる春日くんを、本当は死にたくない仲村さんが拒絶した

これはこれとして、違う角度から迫れるような気がするので、今回は「仲村さんの性癖」という観点を提示したいと思います。

惡の華(7) (講談社コミックス)

惡の華(7) (講談社コミックス)

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コミックス『志乃ちゃんは自分の名前が言えない/押見修造』の感想※ネタバレ注意

押見修造、現時点での最高傑作!

完結している押見修造作品としては、私はこの『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が最高傑作だと思います。
誰もが否応無く自分と向き合わされる思春期、ありのままの自分を受け入れるというのはどういうことなのか。すっきりとした読後感と共に深い感動を味わえる、誰もが身につまされるテーマを見事に描いた作品です。

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