I think so./I feel so.

漫画や映画など読んだもの・見たもの・聞いたもの・使ってみたものや普段の生活に関する感想文です。内容は一個人である私の思いつきに過ぎません。

ビッグガンガン2014年vol.07『ハイスコアガール/押切蓮介』第40話の感想

とうとう来たぞ!夢のAOUショー!

大野の将来を思っての厳しい教育が行き過ぎた結果、大野の信頼を失った萌美先生。大野を最もよく理解するハルオに会うことで自分の過ちに気付き、萌美先生は教育方針を変えます。
トレードマークのメガネを外し、夏場に借りた傘をダシに、大野をハルオの家に向かわせる。その途中、AOUショーに出かけるなみえ・ハルオ親子と出会う大野。
なみえの計らいで、ハルオと大野は念願のAOUショーに出かけることに!
前回のおさらいはこちら。

ビッグガンガン2014年vol.06『ハイスコアガール/押切蓮介』第39話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

ビッグガンガン2014年vol.07『ハイスコアガール押切蓮介』第40話のあらすじ

※ネタバレ注意
幕張メッセに到着し、最先端の新作ゲームに興奮するふたり。ソウルエッジファイティングバイパーズバーチャロン…ふたりは最新のゲームに魅了される。
純粋に面白いゲームを求め続ける大野をみてほっこりするハルオは。。。
詳細はビッグガンガン本誌でどうぞ。


(ゲームの事なら)饒舌なハルオと寡黙な大野、それでもコミュニケーション不全にならないのはなぜか?

自分のゲーム話に嫌な顔ひとつしないどころか真剣に耳を傾けてくれる大野に対し、ふとときメモで鍛えた「普通の男女の会話」を意識するハルオ。でも自分がいきなりそんな話をするのはなんか変だし。。。と思ううちに自分は果たして大野とコミュニケーションがとれているのか?という疑問をハルオは抱きます。
ハルオは普通の会話を意識すればするほど何も言葉が出てこなくなります。こういうところが妙にこの漫画はリアルです。
一見するとこのふたりはコミュニケーション不全ですが、そうではありません。別に言葉のやりとりだけがコミュニケーションではなく、お互いの態度や仕草で意思の疎通が図れます。このふたりもそうやって豊かなコミュニケーションがとれています。
このふたり、お互いがお互いをとにかくよく見ています。
大野がハルオの言葉を一言一句逃すまいと傾聴するのは、ハルオが大野の行動から大野の気持ちを汲み取ることができているのは、前回のハルオの言葉にあった「尊敬」と、お互いを想う気持ちがあってこそです。


精神イケメン、またしても会心の一撃を繰り出す

どんな会心の一撃を繰り出したのか、それは本誌を読んでいただきたいのですが、全くなんて印象的な野郎だハルオ。
その後、家の前まできてこのまま別れて帰ることを拒む大野に、ときメモで鍛えた女心くすぐりワードを意を決して言おうとすると懐かしいアレが。。。今回も程よくオチがつきました。


次号は休載

作者・押切が今回についてこんなツイートを。


その通りの幸せなイチャイチャ回でした。
ちなみに次号は休載のようです。一旦一区切りなのかもしれませんね。再来月の41話が楽しみです。
[asin:B00ALOIRIM:detail]
[asin:B00ALOIRN2:detail]
[asin:B00BF3RSTM:detail]
[asin:B00CXKTPDI:detail]
[asin:B00H31ED8O:detail]
[asin:B00IUAKF8Y:detail]