I think so./I feel so.

漫画や映画など読んだもの・見たもの・聞いたもの・使ってみたものや普段の生活に関する感想文です。内容は一個人である私の思いつきに過ぎません。

ビッグガンガン2014年vol.04『ハイスコアガール/押切蓮介』第37話の感想

爆弾だらけの女心

妹・晶のためにひと肌脱ぎたい姉・真。ハルオはその姉に振り回され始める。
しかしハルオに構いたい女は真だけではないのであった。。。
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ビッグガンガン2014年vol.03『ハイスコアガール/押切蓮介』第36話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

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別冊マガジン2014年4月号『惡の華/押見修造』第55話の感想

時は動き出す

銚子の砂浜での暴力的なじゃれあいを経て、春日くんと仲村さんは夏祭りの日にバラバラになったお互いの心を理解し、常磐さんは二人の関係の中に溶け込む。ありがとう、という感謝の言葉の後…
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別冊マガジン2014年3月号『惡の華/押見修造』第54話の感想 - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜

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『惡の華/押見修造』仲村さんはなぜ春日くんを突き飛ばしたのか?

惡の華』最大の謎…仲村さんはなぜ春日くんを突き飛ばしたのか?

この理由が知りたくて春日くんは常磐さんと答え合わせの旅に出て仲村さんと対峙し砂浜でまさかのじゃれあいが行われたというのが、2日後に最新話掲載の別冊マガジン発売を控えた2014年3月7日現在の状況です。
このブログでも、なぜ仲村さんは春日くんを夏祭りの櫓の上で突き飛ばしたのかについていろいろ考えを書き連ねました。
『惡の華/押見修造』中学生編の仲村さんについて - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜
このエントリで書いた「突き飛ばされた理由」はこんな感じです。

  • 巨大な惡の華を見てしまうほど自殺に酔いしれる春日くんを、本当は死にたくない仲村さんが拒絶した

これはこれとして、違う角度から迫れるような気がするので、今回は「仲村さんの性癖」という観点を提示したいと思います。

惡の華(7) (講談社コミックス)

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コミックス『志乃ちゃんは自分の名前が言えない/押見修造』の感想※ネタバレ注意

押見修造、現時点での最高傑作!

完結している押見修造作品としては、私はこの『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が最高傑作だと思います。
誰もが否応無く自分と向き合わされる思春期、ありのままの自分を受け入れるというのはどういうことなのか。すっきりとした読後感と共に深い感動を味わえる、誰もが身につまされるテーマを見事に描いた作品です。

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ビッグガンガン2014年vol.03『ハイスコアガール/押切蓮介』第36話の感想

一肌脱ぐのか、姉!?

小春の恋心を賭けたゲーセン勝負に勝利し、豪指の矢口復活の狼煙を上げたハルオ。
様々な思惑が交差する暑い夏が過ぎ、幽閉状態の大野との関係はどうなるのか?

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別冊マガジン2014年3月号『惡の華/押見修造』第54話の感想

答えのない答え合わせ

銚子の海岸で、長年の心の澱である「あの夏、あの櫓の上で、なぜ自分は突き落とされたのか?」を直接問いただす春日くん。
仲村さんの答えは?

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コミックス『惡の華/押見修造』第10巻の感想

「変態」の帰還と答え合わせの旅

あの夏の仲村さんへの拘泥と、あの夏に抱え込んだ罪の意識に、それぞれ見切りをつけて、常磐さんと生きることを決めた春日くん。しかしその過去をさもなかったように振る舞うことはできない。そんな中、おじいちゃんが危篤となり、両親は桐生に帰るこことなる。それに同行する春日くん。過去と向き合う旅が始まる。

惡の華(10) (講談社コミックス)

惡の華(10) (講談社コミックス)

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