I think so./I feel so.

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ビッグガンガン2014年vol.03『ハイスコアガール/押切蓮介』第36話の感想

一肌脱ぐのか、姉!?

小春の恋心を賭けたゲーセン勝負に勝利し、豪指の矢口復活の狼煙を上げたハルオ。
様々な思惑が交差する暑い夏が過ぎ、幽閉状態の大野との関係はどうなるのか?


ビッグガンガン2014年vol.03『ハイスコアガール押切蓮介』第36話のあらすじ

※ネタバレ注意
じいやが運転手を解任され、新学期が始まっても大野を取り巻く状況に変化はなく、姉の真もじいやも晶のことが気がかりでならない。
晶はしかし淡々と自分に課される厳しい鍛錬をこなしていく。
10月中旬、状況は何も変わらないまま、晶はハルオと撮ったプリクラを支えに頑張ってはいるが、高熱を出して寝込んでしまう。看病する真は、晶の枕の下にあったプリクラを発見する。晶が想いを寄せる男子があの時の・・・空港まで追いかけてきたハルオであることを知る。
ハルオはゲーセンでぷらぷらしている。バーチャコップ2などの新しいゲームが登場し、大野のことを考える。ハルオは大野とよく似た後ろ姿を見つけ、思わず声をかける。その後ろ姿は晶ではなく、真だった。
真がゲーセンに現れたのはハルオに会うためだった。寝込んだ妹のために、ハルオからの見舞い品を渡せば気力が回復るに違いないという真なりの配慮だった。
晶に苦しい思いをさせているのは自分が元凶であることを自覚する真は、ハルオと一緒にクレーンゲームの景品を狙う。首尾よくゲットし、ハルオにお礼として「CMで見て気になっていた」というプレステのゲームを買い与える。

ハルオ君はもっと女心を勉強しなきゃいけないっぽいから
それやって精進しな!!

と言ってにこやかに去っていく。
そのゲームは「ときめきメモリアル」だった。
一方、気色悪いぬいぐるみをハルオからと渡された晶はベッドの上で嬉しそう。
その様子を見て真は何やら思案するのだった。


妹思いのずれたお姉さん、本領発揮か?

姉の真は、奔放な様子は描かれていたものの、「可愛い我が妹よ」というセリフが嘘でないことが今回明らかになりました。相当妹思いのようで。しかし。。。かなりずれているようです。
その旺盛な行動力が今後波乱を巻き起こすことは間違いなさそうです。
エロゲー好きでまったく悪い人ではなさそうですが、この先ハルオと大野はこの人に相当振り回されるのでしょう。
今回は新たなシリーズのプロローグみたいな感じでした。


女心を知るために「ときメモ」wwwww

そうだね、確かに95年頃だわwwwwww

ときめきメモリアル

ときめきメモリアル

オリジナル版ではないけど、まだ売ってるんかときメモ。。。
自分の友人達が一人また一人と徐々にときメモに侵されていき、俺は絶対やらないぞ、そんなものに絡め取られたりしないぞと抵抗しているうちに次第に取り残されていく恐怖を味わったなあ。。。
結局やらずにおっさんになりました。
格ゲーで女キャラを使うにも抵抗があった気取り屋の私なので、ギャルゲーは無理だな、今も。


ゲームを通した「あの頃の空気感」ブーム

そういえばアニメ化は進展してるのでしょうか?私すごく楽しみにしています、ハイスコアガールのアニメ化。
最近はドラマ「ノーコンキッド」とか「劇場版ゲームセンターCX」とか、「80年代後半〜90年代中盤の空気感」をゲームを通して切り取るのがブームのような気がします。こつこつ深夜やCSでやってた「ゲームセンターCX」から押切の「ピコピコ少年」なんかも含めて徐々に盛り上がってきているのは、あの頃を通過してる自分も含めた人間達がモノづくりにおいて力を持ち始めたということの証左だと思います。
ざっくり言っちゃうと、名実ともにおっさんになった、そんな感じでしょうかw

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