I think so./I feel so.

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ビッグガンガン2017年vol.11『ハイスコアガール/押切蓮介』第54話の感想※ネタバレ注意

最後の思い出になるのか?大阪夏の陣

前回53話では。。。 宮尾に大野に対する自分の気持ちを打ち明けたハルオ。ハルオの部屋に宮尾・土井・真・なみえママが集まり、ハルオをいじる。大野に気持ちを伝えるよう宮尾は促すが、何かを抱えて思い悩んでる風の大野に対し、ハルオは何もしてやれない自らのふがいなさを嘆くが、それよりもまず大野とゲームで決着を付けなくては浮かれた気持ちになれないと言う。そこにゲーメストを読みふけっていたポマード野郎こと土井が意外な提案をする。
「スパⅡX(スーパーストリートファイターⅡX)全国大会に大野さんと出て優勝して愛の告白」
因縁の地・大阪での最終決戦に向け、ハルオの調整が始まる
前回53話のおさらいはこちら↓

ビッグガンガン2017年vol.10『ハイスコアガール/押切蓮介』第53話の感想※ネタバレ注意 - I think so./I feel so.

ビッグガンガン2017年vol.11『ハイスコアガール押切蓮介』第54話のあらすじ

※ネタバレ注意
少し前、、、萌美先生が大野に、ロスにいる大野の両親が、2学期からこちらで生活するよう呼び寄せている、という話をしている。決められた学校に行き、決められた場所に住み、決められた相手と結婚する、大野家の指南役としてその方針にこれまでは疑問を感じていなかったが、個人的な意見としては「なんとさびしい方針かと」と言う。晶の意志はどこ吹く風というその方針に、これまで縛り付けてきた自分が自分が言うのも何だが、、、と、萌美先生は正直な胸の内を吐露した。
そして今、ハルオとの勝負を控え、ザンギエフに磨きをかける大野。そして何らかの決断を下すため、大野は日高商店に向かう。。。
詳細はビッグガンガン本誌でどうぞ


大野家の方針という壁

長女の真は自らの意志で大野家の方針をうっちゃったわけですが、それで割りを食うのは次女の晶で、これまでも散々その「方針」とやらに苦しめられてきました。それでもそれを受け入れて、耐えて忍んでそれはもう健気にがんばってきたからこそ今、萌美先生が晶の意志をないもののように扱うその「方針」に対して(おおっぴらではないにしろ)疑義を唱えるほどに状況が変わりつつあった中で、やはりガツンと叩きにくる「方針」の絶望感といったらないですね。

大野は何をしに日高商店に向かったのか

最終決戦の意味もなにも吹き飛ばしてしまう絶望を前に、どんな決断を下すために大野は日高商店に、小春に会いにいったのか?
今の時点ではわかりませんが、大阪での大会に小春登場、なんてことがひょっとしたらあるのかも。