I think so./I feel so.

漫画や映画など読んだもの・見たもの・聞いたもの・使ってみたものや普段の生活に関する感想文です。内容は一個人である私の思いつきに過ぎません。

感想文

ビッグガンガン2014年vol.02『ハイスコアガール/押切蓮介』第35話の感想

決着!勝ったのはどっちだ!? 真サムスピでは小春が、KFO95ではハルオが勝ち、1対1で迎えた最終戦はヴァンパイアハンター。 小春はフォボス、ハルオはビシャモン、それぞれフェイバリットキャラで臨む。 小春フォボスの即死コンフュが想いを貫くか、ハルオビ…

別冊マガジン2014年2月号『惡の華/押見修造』第53話の感想

あの日の夕焼け、今日の夕焼け 本誌表紙は久しぶりに『惡の華』。かつての仲村さん、今の仲村さんが背中合わせ。 前回52話では、銚子の外川まで常磐さんと一緒に仲村さんを捜しに来た春日くん。食堂で3年ぶりの再会を果たしましたが。。。別冊 少年マガジン …

『惡の華/押見修造』中学生編の仲村さんについて

中学生編の仲村佐和に関する考察 夏祭り以降の仲村さんに関する諸々が次回第53話で分かるかもしれないので、その前に中学生編における仲村さんという人物に関する私の考えをまとめようと思います。よろしくお付き合いください。惡の華(1) (少年マガジンKC)作…

ビッグガンガン2014年vol.01『ハイスコアガール/押切蓮介』第34話の感想

真剣勝負、開始! 8月下旬、ゲーセンの掲示板に貼り付けられた挑戦状。サムライスピリッツ、KOF95、ヴァンパイアハンターの順で、それぞれ2本先取でゲームごとの勝敗を争い、2つ取れば勝ち。小春の恋心を賭けた真剣勝負が始まる。ビッグガンガン2014年 Vol.0…

別冊マガジン2014年1月号『惡の華/押見修造』第52話の感想

銚子電鉄!食堂!黒髪! 橋の上でキスをして、ふたりで生きていくために仲村さんに会いに行くことを決めた春日くんと常磐さん。木下メモを頼りに仲村さんを捜しに出ます。別冊 少年マガジン 2014年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/09…

ビッグガンガン2013年vol.12『ハイスコアガール/押切蓮介』第33話の感想

いよいよ対決の時! 通称「夜ゲー」での特訓を開始し、自分の道は自分で切り開く、欲しいものは奪い取るという気持ちを改めて強く誓う小春。対してハルオはあの「別れ」以降、一体どうしてるのか…?ビッグガンガン2013年 Vol.12 12/24号出版社/メーカー: ス…

別冊マガジン2013年12月号『惡の華/押見修造』第51話の感想

春日くん、過去を告白する 常磐さんの部屋に招かれ、出来上がった小説を読んでくださいと差し出されるも今の僕はそれを読めないと断った春日くん。常磐さんに言わなきゃいけないことがある、というところで終わった前回。さて今回は?別冊 少年マガジン 2013…

ビッグガンガン2013年vol.11『ハイスコアガール/押切蓮介』第32話の感想

1991年の夏から1995年の夏へ 前回は大野視点での1991年夏の回想、遂に投げハメ上等、待ち上等のクソガキ・ハルオが登場しました。今回はどうなるのでしょうか?ビッグガンガン2013年 Vol.11 11/23号出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2013/10/…

別冊マガジン2013年11月号『惡の華/押見修造』第50話の感想

仲村さんと常磐さんの間で 木下さんに「仲村がいまいるところ、聞きたい?」と問われた春日くん。春日くんの答えは?別冊 少年マガジン 2013年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/10/09メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る

ビッグガンガン2013年vol.10『ハイスコアガール/押切蓮介』第31話の感想

大野視点で再構築する第1話 ゲーセンを堪能し、縁日を巡り、もう会えないかもしれない予感の中で別れたハルオと大野。どうなる?と思ってたら、こう来たか!ビッグガンガン2013年 Vol.10 10/24号出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2013/09/25…

別冊マガジン2013年10月号『惡の華/押見修造』第49話の感想

聞きたい? 春日くんのおじいさんのお通夜に現れた木下さん。3年前、佐伯さんを守るために知っていることのすべてを町中にぶちまけた木下さんと春日くんの出会いで物語はどう動くのでしょうか。別冊 少年マガジン 2013年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談…

ビッグガンガン2013年vol.09『ハイスコアガール/押切蓮介』第30話の感想

ハルオと大野、ふたりで過ごせる時間はこれが最後なのか? うわあ〜、甘酢っぺえ!そんで切ねえ!うきゃきゃぁー!とジタバタしながら奇声をあげたくなる今回のハイスコアガール。ビッグガンガン2013年 Vol.09 9/22号出版社/メーカー: スクウェア・エニック…

コミックス『椿鬼/押切蓮介』全1巻と『ツバキ/押切蓮介』全3巻の感想

古い価値観を守る少女の寓話 『惡の華』に新旧の価値観のせめぎ合いを見るエントリを書いたので、今回は古い価値観側に立って描かれる押切蓮介『椿鬼』『ツバキ』について書きたいと思います。 『ツバキ』はマタギの少女である椿鬼を描いたシリーズもので、…

『惡の華/押見修造』で描かれる「町」の呪い

「町」を切り口に読む『惡の華』 『惡の華』では桐生*1という町*2が物語において重要な意味を持っています。中学生編では舞台となり、高校生編では町から放逐された春日くんが描かれるためストーリーにはほとんど出ませんでしたが、最新48話から再び桐生が舞…

コミックス『惡の華/押見修造』第9巻の感想

春日くんと常磐さんの心は解放されるのか? 8巻で描かれたのは他者から理解を得ることを諦めた常磐さんが抱える「カベ」、佐伯さんの登場によって更に勢いを増した春日くんの「どこにも逃げる場所のない閉塞感」。春日くんと常磐さん、引かれ合いつつも交わ…

別冊マガジン2013年9月号『惡の華/押見修造』第48話の感想

罪は赦されるのか?『惡の華』新章スタート 「この傷がたとえ治っても」 「傷跡は…なくならないから」 「どこかで必ず」 「向き合わなきゃいけなくなる」 「…だから」 「行くよ」

『惡の華/押見修造』における「手」の描かれ方について

特徴ある『惡の華』「手」の描かれ方 今回のエントリは当ブログのコミックス『惡の華/押見修造』春日くん家のテレビはなぜお笑い番組を写さなくなったのか? - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜に頂戴したgtさんからのコメントからヒン…

『惡の華/押見修造』いつ頃の話なのか?

『惡の華』の時代設定はいつ頃なのか? 前のエントリ(コミックス『惡の華/押見修造』春日くん家のテレビはなぜお笑い番組を写さなくなったのか? - I think so./I feel so.〜takashi_itoの読書感想文〜)を書くためにまた『惡の華』を読み直して、佐伯さ…

コミックス『惡の華/押見修造』春日くん家のテレビはなぜお笑い番組を写さなくなったのか?

『惡の華』春日くん家のテレビの謎 春日くん家のテレビといえば、いつもいつもお笑い番組ばかり写ってた気がします。それが別冊マガジン8月号掲載第47話ではお笑い番組を写さず、団欒の春日家が写り込んでいました。 別冊マガジン8月号第47話についてはこち…

コミックス『ハイスコアガール/押切蓮介』第4巻の感想

高校生活スタート!そして急展開! 馬鹿は馬鹿なりに足掻いたものの、大野と同じ上蘭高校には合格できなかったハルオ。傷心の高校生活が始まりました。ハイスコアガール(4) (ビッグガンガンコミックススーパー)作者: 押切蓮介出版社/メーカー: スクウェア・…

コミックス『ハイスコアガール/押切蓮介』第3巻の感想

ハルオ、何かに目覚める⁉ 帰ってきた大野に対戦を拒否されて傷心のハルオ。大野や小春や宮尾の恋心をスクリューパイルのように巻き込みつつ、中3が迎える人生の岐路「受験」に向かって突き進む『ハイスコアガール』3巻、私なりの感想です。ハイスコアガール(…

コミックス『ハイスコアガール/押切蓮介』第2巻の感想

中学生ステージ、日高小春登場 1991年・小学6年生の夏から時は流れて1993年中学2年の冬。相変わらずのゲーム脳・ハルオの前にひとりの少女・日高小春が現れる『ハイスコアガール/押切蓮介』第2巻。2Dゲームからポリゴンへと切り替わり始めるこの時期、ハル…

別冊マガジン2013年8月号『惡の華/押見修造』第47話の感想

過去と向き合い、清算する決意 『惡の華』作中の季節もそろそろ春を迎えようとする中で、春日くんも新しい季節を迎えるために「過去の清算」に目が向いてきたようです。別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/07/09メ…

アニメ版『惡の華』第13話の感想

最終回 アニメ版『惡の華』もとうとう最終回。何がどう描かれてどう終わるのか?私の観た感想を書きたいと思います。

アニメ版『惡の華』第12話の感想

受け入れられるのか?春日くんの作文! 夢に現れた仲村さんの言葉をきっかけに、仲村さんを一人にはしないという決意を固めた春日くん。第12話ではどう動くのか? ※ネタバレ注意

アニメ版『惡の華』第11話の感想

ズレてる春日くん 今回からオープニングが『惡の華 -群馬県桐生市-』に。イントロが面白かったです。 ※ネタバレ注意

コミックス『惡の華/押見修造』第8巻の感想

閉塞感と過去からきた暗殺者 コミックス『惡の華/押見修造』の第8巻が6月7日に発売されました。私自身、『惡の華』を手に取って読み始めたのは今年の2月頃、別冊マガジンの連載でいうと第42話からで、ちょうどこの8巻収録分の第38話から41話迄は初めて読み…

アニメ版『惡の華』第10話の感想

とことんすれ違う三者三様の思い イベントで「7話を凌駕する」プレゼントのニュース - “惡の華 ~ハナガサイタヨ会vol.2~”レポ! ニコ生一挙放送情報も! - 最新芸能ニュース一覧 - 楽天WOMANと制作側から話の出ていたアニメ版『惡の華』第10話。中学生編の…

別冊マガジン2013年7月号『惡の華/押見修造』第46話の感想

お父さん!お母さん!ただいま 春日くんと常磐さんの思いが一つに重なったクリスマスイブから少し過ぎた、冬休みの一日を切り取った今回。穏やかな中にも新しい季節への確かな意志が感じられるような回でした。別冊 少年マガジン 2013年 07月号 [雑誌]出版社…

アニメ版『惡の華』第9話の感想

追い詰められる春日くん、追う佐伯さん、便乗する仲村さん ※ネタバレ注意 教室を荒らしたクソムシの海事件、床に描かれたルドンモチーフの「惡の華」によってただ一人誰が犯人なのか気付いた佐伯さん。自分のしたことに押し潰されそうな春日くんは佐伯さんに…